※ 持っているアルバムから勝手にCDを紹介するという、まったく、迷惑きわまりないコンテンツです。ジャンルは、無節操です。


Django Reinhardt
(Hot Club De France)
MJB032

ジャケットには録音中なのでしょうか、ギターを弾くジャンゴと少年のようなグラッペリの姿がみえます。これ、\1,000で購入したのでライナーノーツなんてついてません。18曲のオムニバスなのですが脂ののりきったフランス・ホットクラブ五重奏団の演奏を聴くことができます。
Elegance
(Romane&Rosenberg)
ERPCD-2942

2000年のアルバム。ジャンゴは1953年に43歳の若さで亡くなりましたが、彼がつくった独自の世界は多くのプレイヤーに引き継がれています。ロマーヌにとってはこれが7枚目のアルバム。そして、かたやローゼンバーグはやはりジャンゴの流れをくむローゼンバーグ・トリオのリードギタリスト。これにベースが入り、3人だけの弦楽器のアルバムです。
Common Chord
(D.Grisman & D.Kobialka)
PRD-0119

1993年に日本のプレム・レーベルから発売されました。ヒーリング・ミュージックという触れ込みのようです。その道では有名らしいのですが、ダニエル・コピアルカというバイオリン弾きは知りませんでした。
1曲ですがジェリー・ガルシアも入っています。しっとりとしたブルーグラスアルバムです。
国本づくし
(国本武春)
FLCP-3592

今をときめく国本さんの1995年のフォーライフ社からの作品。このアルバムを聴いたときにはぶっとびました。おもろさは、最高です。しっかりとした三味線の腕前と浪曲師としての歌のうまさ。ロックあり、フォークあり、創作浪曲あり・・・なんでもアリです。国本ファンのHPも、ぜひ、ご覧下さい。
ダニー・ボーイ 100%
BVCC-7376

12曲すべて、ダニー・ボーイという変わり種のCDを見つけました。曲名は知らなくても曲を聴けば「ああ、知ってる!いいねえ〜」と言われることでしょう。アイルランド民謡を原曲として、アイルランドのハープ奏者がつくったと言われているそうです。
Djangology
(Django Reinhardt)
BVCJ-7332

ジャズ・コンボのMJQによる「ジャンゴ」は有名ですが、そのジャンゴのアルバムです。もちろんクインテッド・オブ・ザ・ホット・クラブ・オブ・フランス(フランス・ホットクラブ五重奏団)での演奏、朋友である若き日のスティファン・グラッペリもいます。もの悲しい・なつかしい旋律、そして、弦だけのジャズでのスウィング。大名盤でしょう。
The Christmas Album
(The Manhattan Transfer)
SRCS 6552

マンハッタン・トランスファー1992年のアルバム。あいかわらず、おしゃれでオトナのJAZZを聴かせてくれます。クリスマスらしく、いつもよりも、ゆったりとしたマントラ。夜景を眺めながら、カクテル片手にどうぞ。
Tinkling Handbells
(Echo Handbell Ringers,
Glee Hnadbell Choir)
32DG 74

最近よく耳にするハンドベル。クリスマスによく似合いますよね。双方とも日本を代表するハンドベル・クワイアとのことです。偶然購入したのですが、その音にびっくり。低音は、パイプオルガンだと、ずっと思っていました。そんな音が聞こえるのです。
Acoustic Christmas
(David Grisma)
ROUNDER CD 0190

マンドリニストのグリスマンが1986年に発表したクリスマスアルバム。しっとりと、緊張感もあり、数あるクリスマスアルバムの中でも最高傑作のひとつでしょう。グリスマンのマンドリンがきれいです。
Light Of The Stable
(Emmylou Harris)
9 3484-2 WB

エミルーハリス1992年のクリスマスアルバム。アコースティック色が強く、エミルーの切なく、もの悲しい歌声が余韻で残ります。ホワイツと一緒にアカペラで唄うThe First Noelがとても印象的です。
Crosby,Stills & Nash
(CSN)
AMCY-4000

1969.5に衝撃的デビューのスーパーグループ、CSN。このあと、Y:ニールヤングが加入しました。名曲、青い眼のジュディ、スティルスお得意のオープンDチューニング。永遠の名盤でしょう。
ザ・バイオリン演歌 
(桜井敏雄)
SRCL-2484

なぎら健壱プロデュースによる、1992年の作品。文明開化、自由民権などを感じさせる。ハイカラ節、オッペケペー、当節銀座節など。このCDを聞きながら目をつぶっていると、明治時代が見えてきます。
Old & In The Way
RCD-10009

1973年録音のブルーグラス大ベストセラーアルバム。ジャケットからも楽しそうな雰囲気が伝わってきます。ジェリーガルシアがバンジョーを弾き、グリスマンのマンドリン、ヴァッサーのフィドル、そして、ピーターローワンのギター&ボーカル。最高のライブ。
Boomer's Story
(Ry Cooder)
WPCP-3154

ライクーダ3枚目のアルバム。日本名は「流れ者の物語」。1972年の作品。当時はボトルネック奏法の名手ということで有名になりましたが、味わいの深い歌とセンスの良いアイデアによる曲づくりは、天才的ですね。
Halloween Rehearsal
(Russ Barenberg)
ROUNDER 11534

ラス・バレンバーグの2枚のLPを1枚のCDにまとめたお特版。特に、前半の「カウボーイカリプソ」からの曲が大好き。11曲がカリプソの雰囲気で、組曲のようになっている。トニーライス、デビッドグリア、など名手は数あれど、彼の曲は、いいなあ。
あぐり
(Voilin:矢部達哉)
SRCR 1868

ご存じNHKの朝ドラ。作曲家・岩代太郎によるサウンドトラック。ドラマの内容も、すばらしかったのですが、テーマ曲「素晴らしき日々へ」の旋律は、胸キュンものですね。矢部氏もドラマ中に出演して演奏されていました。繊細で上品な音色です。たまに、こういうのも、いいですね。
The Complete Mercury Sessions
(Flatt & Scruggs)
314 512 644-2
フラット&スクラッグス・フォギーマウンテンボーイズが一番脂の乗っていたマーキュリー版。「じゃじゃ馬億万長者」のテーマ曲でバンジョーを聞いたのが、ブルーグラスとの最初の出会いでした。このアルバムには、ブルーグラスのスタンダード曲が詰まっています。
The David Grisman Quintet
KALEIDOSCOPE K-5

グリスマン・クインテットの初来日は、1976年のことでした。FM東京でそのスタジオライブを聞いたのですが、まずは、トニーライスのギターにびっくりでしたが、コンサートへは行きませんでした。今思うと、とても残念です。バンジョーのないブルーグラスの新しい方向を示したグリスマンの世界は、ここから始まりました。
Midnight On The Water
(David Bromberg)
CK 57309
ライ・クーダと同時期にブロムバーグを聴きました。そして、成人式直後、1977年1月に東京公演に行きました。ロック、ブルース、カントリー、ブルーグラスと何でもこなすし、どれもブロムバーグの個性が充満していました。ディック・フェギーを加えてのトリプル・フィドルやマンドリンも最高。
Anything Goes
(Grappelli & Yo-Yo Ma)
SRCR 1673

ジャズバイオリンのスティファン・グラッペリとクラシックチェロのヨーヨー・マの競演。1989年の作品。ブロードウェイ・ミュジカルの作曲家、コール・ポーターの曲を演奏しています。グラッペリは1997年に亡くなりましたが、それまでにもジャンルを越えた多くのアルバムを残しました。
長篇歌謡浪曲集
(三波春夫)
TECA-12612

名曲、「俵星玄蕃」を聴きたくて買いました。ブルーグラス界では、ゴロー・ショーの演奏で超有名ですね。俵星だけでなく、三波大先生の長篇は、聞きごたえあります。
Sweet Baby James
(James Taylor)
7599-271883-2

ジェイムス・テイラーの第1作目。(・・たぶん)このあとに、名盤「マッド・スライド・スリム」が出て彼の名声が広がりました。キャロル・キングとか荒井由美とかも、このころですよね。あと、ニール・ヤングの「ハーベスト」とか、吉田拓郎の「元気です」なども。どうやったらこんなギターが弾けるんだろうって、いつも思っていました。歌も、うまいし。
Blue Kentucky Girl
(Emmylou Harris)
3318-2

エミルー・ハリス1979年の作品。カントリーの世界ではカリスマ的な存在。アメリカで、フェスに出演したら、エミルーの演奏の時には、他の出演者がステージ前に陣取って彼女の演奏に聴き入るそうです。とにかく色気のある歌声ですね。たくさんのアルバムをだしているけど、これがベストだと思います。
The New Nashville Cats
(Mark O'Connor)
9 26509-2

天才マーク・オコナー、1991年の作品。16歳の時には、「マーコロジー」というギターアルバムを出すし、サム・ブッシュ、バイロン・バーラインなどのメンツでマンドリンは弾くし、とにかく、天才でしょう彼は。小さいときに、NHK教育テレビで彼の英才教育ぶりが紹介されたそうです。ちょっと、技巧に走りすぎるきらいは、あるけど、このアルバムはマークのいろいろな表情がみえて楽しいアルバムです。
Live From Budapest
(Lakatos)
POCG-10203

「ラカトシュ、この超人的な、しかもすばらしく人間的なバイオリニスト・・・」というコピーにつられて買ってしまいました。クラシックのコーナーにあり、出版元はクラシックの名門、グラモフォン。ジプシーバイオリンが彼の楽団と共にスウィングします。これは2枚目のアルバム。ブダペストでのライブです。すごすぎるぞー。
Down South
(Doc&Merle Watson)
RCD 10008

人間国宝的存在、ドック・ワトソン1984年の作品。私は、ドックのギターでぶっとんでしまいました、高校生の時に。それからというもの、初来日公演に出かけたり、レコードを買いまくったりしました。これは、息子の故マールとの競演版です。マールが亡くなってもう、10年ほどたつのでしょうか。ドックのやさしい歌声が、寂しく響きます。まだまだ彼は現役です。最近、孫とのCDを出しましたね。
再会
(ザ・ナターシャセブン)
MAC-8

1983年に解散しての15年ぶりの再会アルバム。彼らほど日本でブルーグラス普及に貢献したアーティストはいないでしょう。だけど、本格的ブルーグラス人から、彼らほど嫌われているグループもないでしょうね。私たちのグループもナターシャの影響は大きく受けていますし、ちゃんと再結成してほしいグループです。
UBU-SUNA:産土
(鼓童)
32DG 5011

1988年、佐渡の両津市民会館での録音。このころでしたか、うわさの鼓童のライブを帯広で見ることができました。その日は眠く、義理でかったチケットでしたが・・・もう、最初から、その迫力と技術力にくぎ付け・放心状態。なんで、太鼓だけで、あんなに感動できるのでしょうか。まさしく彼らは、プロ中のプロの集団です。