Common Chord / D.Grisman & D.Kobialka
_1.Ashokan Farewell
_2.Blackberry Turnpike
_3.Barbara Allen
_4.Dark Is A Dungeon
_5.Eighth Of January
_6.Midnight On The Water
_7.Wayfaring Stranger
_8.Maiden's Prayer
_9.The House Carpenter
10.Boston Boy
11.Down In The Willow Garden
12.Ommie Wise
13.Ashokan Farewell・Reprise

グリスマンのアルバムには注意して見てたつもりなのですが、2001年2月に店頭でみつけるまで知りませんでした、このCDを。まして、日本版なんて、めずらしいし。

帯には「アメリカン・フォークソング&フィドルチューン」だって。ちょっと違うんじゃないのん?そして「異色のコラボレーションから生まれた極上のヒーリング・フォーク・ミュージック」ですって! あのな〜。

でも、ダニエル・コピアルカという私にとっては正体不明のバイオリニストや、グリスマン親子、コピアルカ親子、ジェリー・ガルシア・・などの名前にひかれ、また、アショカン・フェアウェルなどの曲名にひかれて、えいっ、やあっ、と、買ってしまいました。

で、大当たりでした、このアルバム。コピアルカのクラシックっぽいフィドルもいいし、なにしろグリスマンのマンドリンの音色が美しい。それに、このアルバムって、ブルーグラスじゃん!

13曲の名前からして、ブルーグラスじゃないの?とは、思いましたが、ヒーリングというよりも、けっこう、ドライブしています。クレジットをよくみたら、バンジョーにトニー・トリシュカ、ギターにスコット・ナイガード。エドガー・マイヤーのベースやロブ・アイクスのドブロまで、入っているではあ〜りませんか。それに、グリスマンの息子、モンロー・グリスマンのギターも入っています。初めて聞きました、彼の名前を。

でも、ライナーノーツの中で、トラディショナルの曲がグリスマン作曲になっていたり、ページが乱れていたり、乱丁してますよ。
でも、ジャケットは、なかなかキレイでいいですね。

このCDをヒーリング・ミュージックとして購入された方は、きっと、ブルーグラスファンになることでしょうね。