Every-PC Ver.3
 MS-DOSの時代に開発されてWin版が出なかったというソフトはいくつかあるのですが、このソフトも、その一つです。ザウルスとの連携に使っていたのですが、そのシンプルな画面と設計はとても使いやすいものでしたし、当時使っていたPIシリーズ・ザウルスのすべてのデータをパソコンへ移したり、戻したりする事ができました。

 なにしろ、MS-DOSのために、画面がシンプルなのですよね。でもスケジュール画面だと1ヶ月、3ヶ月モードがあり、そのカレンダーの下方には、入力したスケジュールの一覧が並んでいました。訂正も簡単だし、なにしろ、シンプルな設計が、よろし。

 うまく、お伝えできず、ゴメンナサイ。でも、その後に、買い換えをした現在のパワーザウルス、MI-610では、ソフトからの読み込みはできるものの、ソフトへの書き込みが、できませんでした。そんで、開発元へ、電話して、Win版をだしてちょー、と、お願いしたのですが、開発を、やめたのですって!

 このソフトには、思い入れがあるのです。NECのBiglobeの前身であるPC-VANの電子手帳コーナーで、アンテナハウス社の営業の方と知り合いになりました。そんで、私の要望も、取り入れていただき、正式にバージョンアップする前に、改善版を送って下さったりしていただいたのです。

 だから、この写真の最終バージョンは、Ver3のあとに、Rev.C7 という複雑な番号が付いています。

 このソフトをあきらめた後に、MacのソフトNowContact、MZ-Linkや、WinソフトのPowerPimm、オフィス・デ・ザウルス、DataImpressionを使ってみましたが、今ひとつです。

 なんで、いつまでもゴテゴテ画面のソフトをつくらなければ、ならないのかしらん・・・。