一太郎 Ver10
DOS時代からのベストセラーソフトである一太郎は、当時からメモリ食いでした。だから、バージョンアップするたびに、メモリの追加だとか、ハードディスクの容量アップなどを余儀なくされました。

Ver4から、ジャストウィンドウといったオリジナルのウィンドウ環境をつくって、花子などの同社の製品を同一環境で動かす、といった先進的な試みもされてきました。

日経パソコン誌では、毎回、ソフトを批評して点数を付ける、というページがあり、まあ、主に、ソフトの不完全なところをこき下ろすような記事だったのですが、Ver4の時に、まあまあの評価を受けました。

で、そのお返しの浮川社長からのコメントが、印象的でした。今までこの評価で低い点を与えられたため、どれだけ弱小メーカーのソフトがつぶれていったか・・・というような内容の記事でした。

とても、感銘を受けたのを覚えています。反骨精神たっぷりの浮川社長です。それから、一太郎ファンになりました。

駄作OSのWin95は、マイクロソフト社のいやがらせによ
り、ライブラリなどのソースが公開されませんでした。
だから、最初から、ワードなどの自社ソフトは、すかすかに動いていたのです。

一太郎Ver6,7,8と、バグだらけでした。アホOSになんとか合わせようと、ジャスト社がとても苦労していたようです。Ver10は、とても安定した製品に仕上がっているようです。けれど、システムリソースが、たっぷり取られてしまいます。これも、マイクロソフト社の嫌がらせのようです。
もう、ワードという、しょーもないソフトを使うのはやめましょう。