桐 Ver8 |
桐は、DOSの世界では標準的なデータベースソフトでした。DOSの最終バージョンであるVer5では、もう、追加する機能がないくらいに完成されていて、ネットワークでも、超安定ソフトでした。レコード排他機能はありませんでしたが。 DOSの時代でも、2万件ぐらいのデータなら、あっという間に検索できました。会話処理が秀逸です。 Ver2のときに出版された、マニュアル本、これは、管理工学の技術者(たしか武田さんだったような・・)が書いた本でしたが、マニアックにならず、また、わかりやすく桐の裏の裏まで使いこなすことができる、そんな本でした。 管理工学の名作ワープロの「松」もそうですが、ここの製品は非常に強固で、バグ付きではリリースされませんでした。 ところが、超不安定OSである、Windowsが商売上手なマイクロソフト社から出されたことによって、一転しました。Winを横目でみているうちに、世の中のデータベースソフトは駄作・アクセスにとってかわられていきました。 桐を使ってみてください。いちいちクエリーを作らなければいけないばかばかしさが、わかるでしょう。 |