札幌ではブルーグラスバンドがあるものの、十勝にはありませんでした。
そこで、帯広畜産大学在学中に結成したのが、
ImageDownGrassPickers (イメージダウン・グラス・ピッカーズ)です。
それは、1978年のことでした。
ブルーグラスでは、各楽器が、ソロをとります。
それを、「ブレイクダウン」というのですが、なかなか、うまくいきません。
これじゃあ、イメージダウンだあ〜、ということから、命名されました。
その後、先輩(というよりも留年続きで私の後輩になった)が帯広を離れ、
新メンバーによる、GrasslandFarmers (グラスランド・ファーマーズ)が
結成されました。
その名の通り、農業関係者による、土の香りのバンドです。
でも、農業者がいるので、夏は練習できません。
最近、3年ぶりに、再結成しました。


たぶん1978年の写真。フィリピンからの留学生・フェムの
バックバンドとしてデビューしました。
フェムは、まるで、エミルー・ハリスのような声でした。
ローカルNHK・FMの会場録音だったと思います。
無理して買ったキャッツアイ(東海楽器)のギターです。
その後、金ケツになり、売ってしまいました。 ・・トホホです。
さすらいの、というより、酔っぱらいバンジョー弾き、松川氏のさよならコンサートです。1981年。
とにかく、練習・・・じゃなくて、飲みました。
そして、そのうちに、ケンカがはじまります。
「おまえの音がおかしい」とか「リズムがあってない」とか。
で、結局、いちばんロレロレになるのは、きまって
松川氏でした。
これが、イメージダウンのはじまりでした。
1988年の「第7回十勝ブルーグラスフェスティバル」に
出演した、関西のプロバンド、「バードランド」のステージです。
池田でのフェスは、1982〜1988まで続きました。
7月の土曜日、昼過ぎから夕方まで、道内から、
多くのバンドが出演し、本州からの参加もありました。
フェスの会場は、池田町まきばの家でした。
きれいな常設ステージがつくられ、ステージの前には
つみ取られたマスタードの花が、飾られてます。
これは、ギター・ジャムの様子。
裏方のisekiは、会場を駆けづり回っていたため
クビにタオルをまいています。 ・・・みっともない・・
1989年ごろのGrassland.Fです。
北大ブル研の創設者の一人、市川氏がベースを弾いてます。
場所は、十勝清水町のログ・レストラン、「カントリーライフ」。
ツトムがギターに復帰して、isekiは、マンドリンしてます。
1990年、十勝清水町でのイモの花見フェス。
現在、カレー屋さんの奈良氏がベースに参加し、
ツトムがバイオリンに転向。
市川氏は、本来のギター&ボーカルに専念しました。
ようやく、フルメンバーです。
このころが、いちばん、練習したし、いろいろなところに
お呼ばれしました。
1992年、清水町の下人舞小学校での演奏です。
生徒数は16名。バンジョーの今西氏がPTAの役員なので
演奏会が実現しました。
で、今西さんの家族が見に来て、彼は、あがりっぱなし。
とっても緊張している今西さんでした。
その後、小学6年のご子息・圭吾くんは、親の教育もよく
熱心なバリバリのギター弾きになりました。
1990年からクラシック・バイオリンを習い始めたisekiは
妹の結婚式で、演奏しました。
見栄をはる妹は、彼に「長男はギターを、次男はバイオリンを」
なんて、言ったものだから、引っ込みがつかなくなりました。
譜面台がわりに、わが家の愚息2人と、兄の子供、
そして、ピアノ演奏は、従姉妹です。 あー、はずかしー。
市川氏は、JICA(国際協力事業団)の職員として
バングラディシュへ、そして、十勝に赴任した
早川氏がマンドリンとして参加。 1995年。
isekiはマンドリンをクビになり、歌えないギター弾きに。
ひょんなことから、10年ぶりにマドカと再会。
彼女がギター&リードボーカルの座に。
またもや、isekiは、ギターを追放、と思いきや、
なんとか、リードギターの役につかさせていただく。
練習場所は、奈良氏の経営するカレー屋さん「カトマンドゥ」。
1996年、カントリー歌手・大野真吾といっしょにパーティ。
場所は、新得町サホロの「ウェスタンビリッジ」です。
東京で活動され、現在は、札幌に拠点を移されたようですが
昨年の大野さんのCDは、バックメンバーも一流で
すごくよいデキです。 おすすめ。
バックに大野真吾のハタがありますが・・
このころ、中古のギターを買いました。
念願のマーチン D-28です。
表面塗装の一部にクラックが入っているのですが
とてもいい音で、満足です。 もう、質屋には入れません。
1997年、野外での演奏。
場所は、ウェスタンビリッジ前です。
念願のツインバイオリンが実現。
それも、1曲しかないレパートリーだったりして・・・
上の写真と同じ場所で、オートハープが入っています。
演奏者は、現在、札幌にお住まいの、渡辺さん。
オートハープが好きで好きでたまらないのです、彼女は。
1997年、帯広の国際協力センターでの演奏。
このメンバーで最後の演奏になりました。
この日は、独立記念日、アメリカの日というイベント。
最近、奥さんに買ったというハンマーダルシマ。
でも、ツトム本人が遊んでいます。
スプーンのようなバチで、弦をたたきます。
しばらくギターでベンチャーズを弾いていた今西氏。
バンジョーなんて、ひさしぶり、といいながらも、
けっこう、指が動いているぞ。
かっこだけは、いっちょまえのiseki。
指のリハビリをしなければ、やばい!
3年のブランクは大きい!
バイオリンとハンマーダルシマは、うまくいけば最高!
これからのGrasslandFarmersは、
はたして、美しい路線で行けるか?
弦楽器大好き人間、松永氏の登場。
なんと、沖縄の楽器、三線(サンシン)で
「ハイサイおじさん」を熱唱してます。
そして、沖縄の音階に乗りまくる今西氏。