Q17 | 辛口ワインの「辛口」の正体はなに? |
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A | もちろんワインの中に唐辛子が入っているのではありません。 甘口か辛口か、というのは、ワインに含まれる酸味と糖度の関係が大きいでしょう。 つまり、糖分が高くても酸味が強ければ、それほど甘く感じません。 しかし、酸味が弱いと、とても甘く感じます。 ワイン中の糖分はほとんどがブドウ糖(グルコース)と果糖(フラクトース)です。 通常のワイン:酸度が6〜9g/L含まれるとして、糖分が1%あると甘みを感じると言われています。甘口ワインのちゃんとした定義はないのですが、糖分が2%を越えると、 甘口といってもいいのかな、と、思います。 ちなみに、十勝ワインは甘口の「ロマンチック北街道・白」で2%の糖分。 通常のトカップ白では、0.3%です。 赤ワインでは「甘口・辛口」という表現は使わないですね。 「重い・軽い」とか、「ボディがある」という表現を使います。 |