Q13 スパークリングワインって、シャンパンと違うの?

炭酸ガスを含んだワインのことをスパークリングワインといいます。
だから、シャンパンもスパークリングワインです。

フランスのシャンパーニュ地方でつくられたワインは、シャンパンと呼ばれますが、
同じ製法でつくっても、シャンパンと名乗ることはできません。
これは、マドリッド協定で、商標として保護されることになったためです。
コニャック、シャブリ・・・などの名称も勝手につけることはできません。

ガス入りワインの製造方法としては、

 1.ビン内発酵
 2.タンク内発酵
 3.炭酸ガスの充てん

といった製法があります。

ビン内発酵でつくったものがクラシックな製法なのですが、製造の手間もかかるけど、
酵母がつくるアミノ酸により味に複雑味がついて、
泡もきめ細かく、おいしいワインになります。

スパークリングワインは、英語表記なのですが、フランスではヴァン・ムスー、
ドイツではゼクト、イタリアではスプマンテ、スペインではカバ、と呼ばれます。