Q8
なぜヌボは1ヵ月半でできるのですか?
A
炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック)という方法でつくります。
ふつう黒ブドウは除梗破砕をしますが、この方法では、房ごと密閉タンクの中に入れ、
タンクを炭酸ガスで充満させ数日間おきます。
すると揮発成分が出てきたり、リンゴ酸の減少、タンパクやペクチンの分解、
グリセリンやコハク酸の増加などがおこって、後発酵の期間も短縮されます。
すると紫紅色で、渋みは少ないけどフルーティなワインができます。
やや冷やした方がおいしく飲めるようです。